イギリス人ジャーナリストのジョージ・モンビオット氏によれば、現代人の肥満やメタボの原因は「食べ過ぎるから」でも「運動しないから」でも「痩せる意思が弱いから」でもないと唱えています。
現代人が昔の人と比べて肥満になりやすい理由について、これまで種々の原因が提唱されていました。
現代人が昔の人と比べて肥満になりやすい理由について、これまで種々の原因が提唱されていました。
たとえば車の普及や事務仕事の増加によって日常的に運動する機会が減ったことや、昔と比べて質の良い食事を安く食べられるようになったので摂取カロリーが増えたなど。
しかしモンビオット氏によれば、実際には現代人の1日の平均摂取カロリーは昔と比べて下がっているとのこと。
また運動量についても昔とほとんど変わっていないのだと言います。
ではなぜ現代人の方が肥満率が高いのでしょうか?
モンビオット氏は肥満率増加の原因は「主要な食品に含まれる砂糖の含有量の違い」と指摘。
すなわち平均摂取カロリーは減っていても、そのカロリーのうち糖分が占める割合が増えているというのです。
実際、かつては食事において欠かせなかった卵・牛乳・ポテトなどの消費量が大きく減っている一方で、シリアル・ヨーグルト・ジュースなど砂糖が含まれる製品の消費量は急増しています。
そういった商品を売り出す企業も私たち消費者の食欲に訴えかける売り出し方をしているため、つい必要以上に糖分を摂取してしまう仕組みなのだと言います。
「肥満の予防や改善のためには個人の意思の強さが必要ではあるものの、政策などによる行政のサポートもまた不可欠である」と、モンビオット氏はコラムを締めくくっています。
http://yurukuyaru.com/archives/80466030.html
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
【食生活】現代人が太る原因は「運動しないから」でも「食べすぎるから」でもなく「食品に含まれる〇〇が多すぎるから」だった