「ブス」「デブ」ネタに固執する女芸人のネタの偏りやレベルの低さやネタの偏りが指摘されているが、17日には「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳がこれに猛反論。女芸人をめぐって、議論が紛糾している。
今年の『女芸人No.1決定戦 THE W』(以下、『THE W』)では、阿佐ヶ谷姉妹、ニッチェ、ゆりやんレトリィバァ、横澤夏子のほか、あぁ~しらき、紺野ぶるまなど女芸人11組が本選に進んだ。
優勝は、持ち前の「おばさんネタ」を披露した阿佐ヶ谷姉妹だった。
この『THE W』について、芸人各所からさまざまな意見があがっている。
15日放送のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ系)では、エッセイストの能町みね子が、「率直に言って厳しい、面白くなかった」
「みんなが知ってるような有名な面白い芸人さんは、ことごとく出てない」とバッサリ。
これに「ナイツ」の塙宣之も同調し、「“女性のこと”をネタにする人が多すぎる」と指摘し、
「女性の“彼氏がいなくて……”という内容はバラエティ番組のひな壇でやって欲しい」「ネタはネタで、ちゃんと作った方がいい」と、クギを刺した。
さらに有吉弘行も、16日放送に出演したラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』にて、『THE W』に言及している。優勝賞金1000万円については、
「M-1グランプリの賞金1000万で、『THE W』の賞金1000万って、ちょっと釣り合ってないよ。賞金は100万にしなきゃだめだよ、マジで。来年からいい加減にしないと」と、苦言を呈した。
阿佐ヶ谷姉妹の優勝については、「(阿佐ヶ谷姉妹は)面白いことは知ってるよ、前からね。それは知ってるけどね、もちろん」と述べつつ、「だけどほかにも、いろいろとね」と、言葉を濁しながらも不満を隠さなかった。
いずれも、『THE W』に出演者たちの芸の内容や完成度について、感心できなかったという主旨である。
たしかに放送でも、会場の笑いが全体的におとなしく、異様な雰囲気ではあった。
SNSを見ても、「こんな静かすぎるお笑い番組ってある……?」「M1と違ってまったく笑えなかった」
「身体的特徴ネタばっかで、どこで笑っていいかわかんなかった…」「女芸人つまんない」などと、視聴者のネガティブな意見が目立つ。
今年の『THE W』の視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。
ちなみに『M‐1』(テレビ朝日系)は18.8%、『キング・オブ・コント』(TBS系)は11.6%。ただ、『THE W』の最高視聴率はダウンタウン・松本人志が副音声で解説を入れるシーンだった。
女芸人がそのネタで爆笑を誘ったり、注目を集めたりしたとは言いがたい。
有吉や塙が指摘した「芸の未熟さ」は、素人目にも明らかであり、「内容の偏り」、つまり「女芸人の定番ネタ」が目立ったことが寒さを際立たせていたことも事実ではないだろうか。
ニッチェの江上がものすごい厚化粧のエステティシャンに扮したり、紺野ぶるまが中途半端な美人の自虐ネタに走ったり、合わせみそが交際経験のない女性がイケメンで妄想するネタを披露したり、といった具合だ。
ナイツ塙の「“女性のこと”をネタにする人が多すぎる」との指摘はもっともで、「ブス」「デブ」、「モテない」ネタに終始するようでは、それこそ芸がない。
また、「女あるある」ネタ(=こういう女いる~、というネタ)も定番だが、他人をバカにしているだけではやはりウケない。そうしたテンプレで笑いを取ろうという姿勢自体が、弱いのだ。
M-1ファイナリストが女芸人への逆風に”待った”
だが、『THE W』を残念とする風潮に対して、M-1ファイナリストの「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳が反論を繰り出した。
新道は15日、「THE Wは出演者から嫌われている!?」という題でブログを更新しており、「男芸人からは「面白くなかったよ」と何人にも言われ、複雑な思いもしました。」
「女芸人が参加するモチベーションになっていないのでは、という所です。」などと感想を記していた。
新道は「女芸人研究家」としても活動しているため、思うところがあったのだろう。
さらに17日には、「能町みね子の発言について」というブログを更新。能町の「おもしろくなかった」という発言については、と切り替えした。
http://dailynewsonline.jp/article/1617163/
2018.12.19 18:10 wezzy
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
余りにも酷かった『THE W』女芸人は「ブス」「デブ」ネタばかりでつまらない?