和食、洋食の主菜、副菜、汁物、デザートでレシピは全30種。「大学の管理栄養士の資格を持つ教員や学生らと100種類近いレシピを考え、厳選した」と話す。調理方法は、1枚のポリ袋にまとめて入れた食材を、鍋に沸騰したお湯に浸す「湯煎」で行う。
例えば野菜ピラフ。米や水とともに使う具の野菜は、生野菜の代わりに乾燥させたラーメンの具を使う。大きな災害では停電が起こりやすく、冷蔵庫の生鮮食品は日持ちがしない。隠し味にはマヨネーズを使う。油で炒める代わりに、湯せんでもなめらかな食感を生む。「一品ごと一つのポリ袋で作れるので、複数のメニューを鍋で同時に作れる。ポリ袋は半透明の『食品用』と書かれたものが最適だ」という。
食品が体内でどうエネルギーに変わり、摂取されるのかを研究する「生化学」が専門だ。出身は福島県いわき市で、東日本大震災では両親が暮らす実家もわずかだが被災した。
近年は市販の災害用食品もバリエーションが豊富だ。しかし「食べにくく、単品でも済むように塩辛いものが多い」と感じる。「普段と同じ食生活が送れるようにしたい」と考えた。
最近はおなかの調子を整え、お通じを促す効果があるレシピ開発に取り組む。避難所では体調を崩す人が少なくない。「食事で体調を整え、お通じにつなげることで、避難所でも健康に過ごせるようにしたい」と話す。
レシピをまとめたリーフレットは、大学のホームページ(https://www.nagoya-bunri.ac.jp//COL/community/post.html別ウインドウで開きます)からダウンロードできる。
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM9244M5M92OIPE007.html
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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