お金を借りたい人が掲示板へ投稿するとき、入力する項目のなかに「月収」と「借金総額」があります。
この二つは、書くのに少し勇気がいる項目かもしれません。
月収が少ないと思われたくない。
借金が多いと、誰からも返信をもらえないかもしれない。
そんな不安から、実際より少し良く見せて書きたくなる人もいるでしょう。
しかし、最初の投稿で数字を変えてしまうと、その後のメールで話が合わなくなることがあります。
少しでも印象を良くしたかっただけなのに、結果として信用を失ってしまう。
それは、とてももったいないことだと思います。
月収は「手取り」なのか「総支給」なのか
月収を書くとき、意外と迷いやすいのが、手取り額を書くのか、税金などが引かれる前の総支給額を書くのかという点です。
たとえば、給与明細の総支給額が25万円でも、実際に口座へ入る金額は20万円前後ということがあります。
投稿に「月収25万円」と書き、その後のやり取りで「実際に使えるのは20万円です」と説明すると、相手には数字が変わったように見えるかもしれません。
どちらを書く場合でも、できれば詳細欄で分かるようにしておくと誤解を減らせます。
「総支給は約25万円、手取りは約20万円です」
このように一言添えるだけでも、収入の状況が伝わりやすくなります。
毎月の収入が一定ではない人もいます
すべての人が、毎月同じ金額を受け取っているわけではありません。
勤務日数によって収入が変わる人。
残業の有無で手取りが変わる人。
アルバイトや派遣で、月ごとの差が大きい人。
自営業やフリーランスで、毎月の売上が安定しない人。
こうした場合、最も収入が多かった月だけを基準に書くと、実際の返済可能額との間に差が出てしまいます。
平均的な月収を書き、収入に幅があることを詳細欄で説明したほうが、状況は正確に伝わります。
たとえば、「月によって15万円から20万円ほどで、直近3か月の平均は約17万円です」といった書き方です。
大きな数字を一つ書くよりも、現実に近い内容のほうが、その後の話も進めやすくなります。
借金総額には何を含めるのか
借金総額についても、人によって考え方が違うことがあります。
消費者金融からの借入だけを書く人。
クレジットカードのキャッシングを含める人。
リボ払いの残高やカードローンも含める人。
家族や知人から借りているお金は書かない人。
どこまでを借金として数えるかによって、総額は大きく変わります。
しかし、返済が必要なお金であれば、毎月の生活に影響します。
あとから別の借入が分かると、最初に書かれていた借金総額は何だったのかと思われることがあります。
少なく見せるより、現在返済している借入を整理したうえで、できるだけ実態に近い金額を書くことが大切です。
正確な金額が分からないときは、確認してから投稿する
複数の借入があると、現在の残高がすぐに分からないこともあります。
毎月返済しているため、最初に借りた金額は覚えていても、今どれくらい残っているのか分からない。
カードの利用残高やリボ払いが重なり、総額を計算していない。
そのような状態で、何となくの金額を入力するのは避けたほうがよいでしょう。
利用明細や会員ページなどを確認し、現在の残高を整理してから投稿することが大切です。
どうしても正確な金額をすぐに確認できない場合は、「約○万円」としたうえで、概算であることを詳細欄に書いておく方法もあります。
正確ではない数字を、確定した金額のように書かないことが大切です。
数字を良く見せたくなる気持ちは分かります
月収が少なく、借金総額が多い。
そのまま書けば、返信が来なくなるような気がする。
お金に困っているときほど、少しでも可能性を残したいと思うでしょう。
月収を数万円多く書く。
借金総額を半分ほどにする。
返済が終わっていない借入を、すでに完済したことにする。
ほんの少し数字を変えるだけなら、大きな問題ではないと思うかもしれません。
しかし、その後のメールで収入や返済状況について確認されれば、説明が苦しくなります。
一度ついた数字の食い違いは、それ以外の内容まで疑われるきっかけになってしまいます。
投稿内容とメールでの説明を一致させる
返信投稿が届いたあと、投稿者から返信者のメールアドレスへ直接メールを送ります。
その後は、利用者同士で詳しい状況を確認することになります。
そのとき、掲示板に書いた月収や借金総額と、メールで説明する内容が大きく違うと、話が止まることがあります。
投稿では月収30万円と書いていたのに、メールでは手取りが18万円だと説明する。
借金総額を20万円と書いていたのに、実際にはカードやローンを含めて100万円以上ある。
事情が変わったのであれば、その理由を正直に説明する必要があります。
ただし、最初から分かっていた内容を後出しにすると、相手には隠していたように見えてしまいます。
最初の投稿から、その後のやり取りまで、内容に一貫性を持たせることが大切です。
月収が高くても返済できるとは限りません
月収の数字だけを大きく書けば、返済能力があるように見えると思う人もいるかもしれません。
しかし、収入が多くても、毎月の支出が大きければ返済に回せるお金は少なくなります。
家賃。
光熱費。
食費。
家族の生活費。
すでにある借入の返済。
こうした支出を差し引いたあと、どれくらい残るのかが重要です。
月収だけを良く見せても、現実に返済へ使える金額が増えるわけではありません。
自分の生活を守りながら、本当に返せる金額を考える必要があります。
希望額とのバランスも見直してください
投稿には、融資希望額を入力する項目もあります。
月収や借金総額に対して、希望額が大きすぎると感じられる投稿もあります。
もちろん、必要な事情は人によって違います。
大きな支払いが突然発生することもあるでしょう。
それでも、なぜその金額が必要なのか、どのように返していくつもりなのかが分からなければ、投稿を読む人も判断しにくくなります。
希望額を書く前に、本当に全額が必要なのかを一度確認してみてください。
支払いを分けられないか。
延期や相談ができる費用はないか。
必要最低限の金額はいくらなのか。
金額を整理することで、返済の見通しも考えやすくなります。
書きづらい項目ほど、投稿前に整理する
月収や借金総額は、誰かに見せたい情報ではないかもしれません。
数字にすると、自分の状況を突きつけられたように感じる人もいるでしょう。
けれども、書きづらいからといって、適当な数字を入れてしまえば、その後の説明が難しくなります。
投稿する前に、自分の収入と借入を一度整理してみてください。
- 月収は手取りか総支給か
- 収入に月ごとの変動があるか
- 借入先はいくつあるか
- 現在の借金残高はいくらか
- 毎月の返済額はいくらか
- 生活費を差し引いたあと、返済に使える金額はいくらか
これらを整理しておくことは、掲示板へ投稿するためだけではありません。
自分が今どのような状況にいるのかを知り、無理のない返済を考えるためにも必要なことです。
管理者は数字の確認や交渉には関与していません
掲示板では、お金を借りたい人が月収、借金総額、融資希望額などを入力して投稿します。
その投稿を見て、話を聞いてもよいと思った人が返信投稿を行います。
返信投稿は投稿者のメールアドレスへ通知され、その後は投稿者から返信者へ直接メールを送る流れです。
管理者は、投稿後のメール内容、貸し借りの条件、金銭のやり取り、交渉には関与していません。
また、投稿に書かれた月収や借金総額などが事実であることを、管理者が保証するものではありません。
投稿する側は、できる限り正確な内容を書く。
投稿を読む側は、記載された数字だけで判断しない。
それぞれが慎重に確認することが必要です。
数字を小さくするより、理由を正直に書く
月収が少ない。
借金総額が多い。
それを見られるのが怖くて、数字を変えたくなる気持ちはあると思います。
しかし、数字を良く見せても、実際の生活や返済状況は変わりません。
むしろ、あとから説明が合わなくなり、最初から正直に書いていれば生まれなかった疑いを持たれることがあります。
大切なのは、立派に見せることではありません。
なぜ今お金が必要なのか。
現在どのような収入があるのか。
どれくらいの借入があり、どう返済しようと考えているのか。
その内容を、自分の言葉で正直に伝えることです。
見栄を張った数字より、現実に近い数字のほうが、その後の話もしやすくなると思います。
月収や借金総額の書き方で迷った経験はありますか
掲示板へ投稿するとき、月収は手取りと総支給のどちらを書けばよいのか迷ったことはありませんか。
借金総額に、カードのリボ払いや知人からの借入を含めるべきか悩んだ方もいるかもしれません。
投稿後に数字の間違いに気づいた経験や、最初に整理しておけばよかったと感じたことがあれば、コメント欄で共有していただけると幸いです。
また、投稿を見る側として、月収や借金総額についてどのような説明があると分かりやすいと感じたかも、ほかの利用者の参考になります。
コメントを投稿する際は、実際の勤務先、詳しい収入明細、借入先の契約番号、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を書かないようにしてください。
具体的な個人や会社を名指しして非難したり、確認できない内容を断定したりすることも避けてください。
ご自身の経験や、これから投稿する人に役立つ注意点を中心にお願いします。
一つの体験談が、数字をどう書けばよいか迷っている人にとって、大切な参考になるかもしれません。

コメント