お金の日とは?8月7日に込められた意味と家族で話すヒント

お金の日とは?8月7日に込められた意味と家族で話すヒント マネーコラム

カレンダーをめくっていて「お金の日」という言葉を見かけたことはありませんか。実はこの記念日、2024年に正式に登録されたばかりの新しい日なのです。8月7日に制定されたお金の日は、家族や大切な人とお金の話をするきっかけをつくることを目的にしています。

お金の日という言葉は、金運アップに良いとされる縁起日と混同されがちです。しかし本来の意味は別のところにあります。この記事では、お金の日の由来や目的、家族で話すコツ、そして金運に良いとされる日との違いまで、やさしくまとめてお伝えします。

  1. お金の日とは?
    1. 制定されたのは2024年の新しい記念日
    2. 日付が8月7日になった語呂合わせの理由
    3. 公的な祝日ではなく民間の記念日
  2. お金の日を制定した団体とは?
    1. 株式会社人生のミカタが提案した経緯
    2. 日本記念日協会が認定した流れ
    3. 「祝日化を目指す」という活動の背景
  3. お金の日に込められた目的とは?
    1. 家族でお金を話せる文化を根付かせたい想い
    2. お金の不安を一人で抱え込まないための仕掛け
    3. お金は「ありがとうの交換」というメッセージ
  4. お金の日には何をするのが良い?
    1. 家族で家計の現状を共有してみる
    2. 将来のライフプランをすり合わせる
    3. 子どもにお金の役割を伝える時間にする
  5. 家族でお金の話を切り出すときのコツとは?
    1. お金=怖い話にしない雰囲気づくり
    2. 「責める」ではなく「相談する」姿勢で話す
    3. 短時間でも定期的に話す習慣にする
  6. 8月7日にちなんだ他の記念日との関係は?
    1. パートナーの日との重なり
    2. 話す日との共通点
    3. 立秋と重なる年の過ごし方
  7. お金にまつわる他の記念日にはどんなものがある?
    1. 3月7日「みんなの銀行の日」
    2. 8月29日「おかねを学ぶ日」
    3. 12月10日「マネーキャリアの日」
  8. 金運アップに縁起が良いとされる日とは?
    1. 一粒万倍日と天赦日の意味
    2. 寅の日・巳の日が金運に良いとされる理由
    3. お金の日と縁起日の違いを整理する
  9. 縁起の良い日に試したいお金の習慣とは?
    1. 財布の新調や買い替えのタイミング
    2. 銀行口座や証券口座を開設する日に選ぶ
    3. 不要なサブスクや固定費を見直す日にする
  10. お金の日を活用して家計を見直す手順とは?
    1. 収入と支出を1枚にまとめてみる
    2. 固定費の見直しから始める理由
    3. 毎月続けるための仕組みづくり
  11. お金の話を子どもとするときのポイントとは?
    1. 年齢に合わせた言葉に置き換える
    2. お小遣いを「練習の場」として使う
    3. 失敗しても叱らない関わり方
  12. お金の日に関するよくある質問
    1. お金の日は祝日ですか?
    2. お金の日は毎年8月7日で固定ですか?
    3. お金の日に特別なイベントはありますか?
    4. 8月7日以外にお金について考える日はありますか?
    5. お金の日に金運アップの効果はありますか?
  13. まとめ
    1. 参考文献

お金の日とは?

お金の日は、家族や身近な人と前向きにお金の話をするための記念日です。2024年8月7日に、日本記念日協会から正式に認定されました。語呂合わせから日付が決まり、いまも祝日化を目指す活動が続いています。

制定されたのは2024年の新しい記念日

お金の日は、株式会社人生のミカタの代表である森次美尊氏の発案で生まれました。正式名称は「一緒に話そう!お金の日」です。2024年8月7日に、東京・国分寺のリオンホールで記念日登録証の授与式が行われました。

まだ生まれて間もない記念日のため、知らない方が多いのも当然です。カレンダーに小さく載っていることもあれば、まったく表記がない場合もあります。それでも、お金にまつわる新しい文化を生み出そうとする取り組みとして、少しずつ広がっています。

日付が8月7日になった語呂合わせの理由

8月7日という日付には、はっきりとした語呂の意味があります。「一緒に話(はな)そう」の「はな」を、8(は)と7(な)に置き換えたのです。覚えやすく、口にしたときの語感もやわらかい組み合わせです。

語呂合わせの記念日は日本に数多くありますが、お金の日もその仲間にあたります。「お金は怖い話ではなく、話しやすい話題に変えていこう」というメッセージが日付そのものに込められている点が、ほかの記念日と少し違うところです。

公的な祝日ではなく民間の記念日

お金の日は国が定めた祝日ではありません。日本記念日協会という民間団体が認定した記念日です。そのため、8月7日が休日になるわけではなく、学校や会社は通常どおり動きます。

記念日と祝日は別のものとして整理しておくと安心です。制定者の森次氏は「いつかこの日を祝日にしたい」と語っており、将来的に位置づけが変わる可能性は残されています。今のところは「お金について考える私的な記念日」として捉えるのが自然です。

お金の日を制定した団体とは?

お金の日が世に出るまでには、提案する企業と認定する団体という2つの存在が関わっています。それぞれの役割を知ると、この記念日の背景がぐっと立体的に見えてきます。誰がどのような思いで動かしてきたのかを整理します。

株式会社人生のミカタが提案した経緯

提案したのは、大阪府和泉市に本社を置く株式会社人生のミカタです。ファイナンシャルプランニング業務を全国で手がける会社で、代表は森次美尊氏が務めています。

森次氏は日々の業務を通じて、お金の不安を一人で抱える人の多さに気づきました。「家族でお金の話ができる文化を根付かせたい」という想いが、記念日の発案につながったのです。会社の活動と個人の理念が重なって生まれた日と言えます。

日本記念日協会が認定した流れ

記念日の認定を行ったのは、一般社団法人 日本記念日協会です。日本国内で数千件もの記念日を登録している団体で、申請されたものを審査し、要件を満たしたものだけを認定しています。

申請には、記念日の目的、日付の根拠、社会的な意義などを示す必要があります。お金の日は語呂合わせの明確さと、家族の対話という現代的な課題を扱っている点が評価されたと考えられます。認定後は、協会の公式サイトに登録情報が掲載されます。

「祝日化を目指す」という活動の背景

森次氏は記念日制定の場で「いつの日かこの日を祝日に」と語っています。祝日化への挑戦は、まさにここからが本番です。家族でお金について語り合う1日を、もっと社会全体に広げたいという狙いがあります。

祝日化には国民の認知と支持の広がりが欠かせません。お金の日を知る人が増え、SNSやメディアで取り上げられるようになることが、第一歩にあたります。記念日が文化に育つまでには時間がかかりますが、その始まりがいま動いているところです。

お金の日に込められた目的とは?

お金の日にはどのような願いが込められているのか、もう少し深く見ていきます。目的を知ると、この日の過ごし方も自然と見えてきます。家族とお金という2つのキーワードが軸になっています。

家族でお金を話せる文化を根付かせたい想い

お金の話は、家族のあいだでもなかなか切り出しにくい話題です。給料の額、貯金の残高、ローンの状況など、口にしづらい内容が多く含まれます。「お金の話=トラブルのきっかけ」というイメージが、対話を遠ざけてきた側面があります。

お金の日は、そうした空気を少しでも変えるためにつくられました。年に1日だけでも、家族で前向きにお金の話をする機会を持つことが目標です。話す内容は深刻なものでなくてかまいません。買いたいもの、行きたい場所、将来の夢から始めても十分です。

お金の不安を一人で抱え込まないための仕掛け

お金にまつわる不安は、誰しもが抱えるものです。物価の上昇、教育費、老後の備え、医療費など、考え始めるときりがありません。一人で考え続けると、不安がふくらみやすくなります。

話すという行為そのものに、不安を軽くする力があります家族と共有することで、自分だけが抱えていた重さが半分になる感覚を持つ人も少なくありません。お金の日は、その軽さを年に1回は実感してみようという呼びかけの日でもあります。

お金は「ありがとうの交換」というメッセージ

制定者の森次氏は、子ども向けのワークショップでお金の本質を伝えています。買い物ごっこという遊びを通じて、お金は「ありがとう」と「ありがとう」の交換であることを教えているのです。

商品やサービスを受け取った人が、感謝の気持ちと一緒にお金を渡す。受け取った側もまた、感謝とともに別の誰かに支払う。お金は人と人をつなぐ道具だという視点が、お金の日の根っこにあります。この考え方は、子どもにお金の話をするときの土台としても役に立ちます

お金の日には何をするのが良い?

お金の日は、特別な行事が決まっているわけではありません。だからこそ、自分や家族に合った過ごし方を選べる自由があります。気軽に始められる3つの取り組みをご紹介します。

家族で家計の現状を共有してみる

最初のおすすめは、家計の現状を家族で軽く共有することです。詳細な収支まで開示する必要はありません。「今月はこれくらい使ったね」「来月はこれを買う予定」といった会話から始めれば十分です。

家計簿アプリを開いて画面を見せ合うのも一つの方法です。数字を共有するだけで、家族のあいだに同じ景色が広がります。お金の話はタブーではなく、日常の延長にある話題なのだと体感できる時間になります。

将来のライフプランをすり合わせる

少し踏み込みたい年は、ライフプランの話に進んでみましょう。3年後、5年後、10年後にどう暮らしたいかを言葉にしてみるのです。引っ越し、転職、進学、旅行など、お金が関わるテーマはたくさんあります。

夢を語る延長線として話すと、お金の話も自然と前向きになりますパートナー同士で価値観のずれに気づくことができれば、それだけでも大きな収穫です。すり合わせは1回で完璧にする必要はなく、毎年少しずつ更新していけば足ります。

子どもにお金の役割を伝える時間にする

家庭に子どもがいる場合は、お金の役割を伝える時間にあてるのもおすすめです。お小遣いの使い方、貯金の意味、買い物の判断などをやさしく伝えてみてください。難しい言葉は必要ありません。

買い物に一緒に行き、商品の値段を見せながら話すだけでも、立派なお金の教育になります。お金の日は子どもにとっても「お金について考える日」として記憶に残りやすいものです。幼いころに身についた金銭感覚は、大人になってからの判断にも影響します

家族でお金の話を切り出すときのコツとは?

お金の話を始めるときに、雰囲気が重くなった経験はありませんか。ちょっとした工夫で、対話はぐっとやわらかくなります。会話のきっかけと進め方のコツを整理します。

お金=怖い話にしない雰囲気づくり

会話を始める前に、空気をやわらかくする工夫があると安心です。食卓で温かい飲み物を用意したり、休日のリラックスした時間を選んだりするだけで違います。真剣な顔で「話があるんだけど」と切り出すと、相手は身構えてしまいます

「ちょっと聞いてほしいんだけど」くらいのトーンが、ちょうど良い入り口です。お金の話=怒られる、責められる、というイメージが少しでも残っていると、対話は進みません。最初の数分は雑談を混ぜながら、少しずつテーマに近づいていくのがコツです。

「責める」ではなく「相談する」姿勢で話す

家計の話になると、つい誰かのせいにしたくなる瞬間が出てきます。けれど責める言葉は、対話を一気に止めてしまいます。「なんで使ったの」ではなく、「どうしたら次は無理なくいけるか一緒に考えたい」と言い換えるだけで雰囲気は変わります。

主語を「私たち」にすると、自然と協力モードに切り替わりますお金の問題は誰か一人の責任ではなく、家庭全体で取り組むテーマです。話す側の姿勢が、相手の聞く姿勢を決めます。

短時間でも定期的に話す習慣にする

1回で全てを話し切ろうとすると、お互い疲れてしまいます。10分や15分の短い時間でかまわないので、定期的に話す習慣にしてみてください。月に1回、給料日後の夜などにタイミングを決めておくと続けやすくなります。

短い話を積み重ねることで、お金の話に対する抵抗感は確実に薄れていきますお金の日は、その習慣をスタートさせる目印として使うのにぴったりの1日です。最初の一歩を踏み出すために用意された記念日と捉えてみてください。

8月7日にちなんだ他の記念日との関係は?

8月7日は、お金の日以外にもいくつかの記念日が重なっています。それぞれの記念日とつなげて考えると、この1日の過ごし方の幅がぐっと広がります。重なりを楽しむのも8月7日の魅力です。

パートナーの日との重なり

8月7日は「パートナーの日」でもあります。「パー(8)トナー(7)」の語呂合わせで、株式会社パートナーエージェントが制定しました。生涯愛せる相手の存在を考える日として位置づけられています

お金の日とパートナーの日は、相性が良い記念日です。人生のパートナーと一緒にお金の話をするタイミングとして使えば、2つの記念日を同時に意識できます。結婚を考えている人、結婚して間もない人にとっては、価値観のすり合わせに使える1日になります。

話す日との共通点

同じ8月7日には「話す日」も制定されています。「は(8)な(7)す」の語呂合わせで、株式会社まる出版が登録した記念日です。家族や友人ともっとコミュニケーションを取ろうというメッセージが込められています。

話す日とお金の日は、根っこの部分でつながっています。「対話を増やそう」というテーマが共通しているのです。話すきっかけが欲しい日に、お金というテーマを乗せてみるという使い方もできます。複数の記念日が重なる日は、こうした掛け合わせができるのが面白いところです。

立秋と重なる年の過ごし方

8月7日ごろは、二十四節気の「立秋」と重なる年があります。立秋は暦のうえで秋が始まる節目の日です。季節の切り替わりは、暮らしを見直すタイミングとしてよく使われます

衣替えや夏のあいだに増えた支出の振り返りを、お金の日と立秋に合わせて行うのも一つの方法です。季節と記念日を重ねることで、行動のきっかけが二重になります。年に1回、暮らしを整える日として活用してみてください。

お金にまつわる他の記念日にはどんなものがある?

お金に関連する記念日は、8月7日以外にもいくつか存在します。それぞれが違う角度からお金との向き合い方を提案しています。代表的な3つを取り上げます。

3月7日「みんなの銀行の日」

3月7日は「みんなの銀行の日」です。スマートフォンで使えるデジタル銀行を運営する株式会社みんなの銀行が制定しました。お金に対して不安を抱える20代から30代に向けて、お金との付き合い方を考えるきっかけを提供する日として位置づけられています。

語呂合わせは「みん(3)な(7)」から来ています。お金の話を友人やパートナーとしてみようという呼びかけが、この日の中心メッセージです。お金の日とテーマが似ている記念日として、覚えておくと便利です。

8月29日「おかねを学ぶ日」

8月29日は「おかねを学ぶ日」です。「お(0)か(2)ね(9)」の語呂合わせから決まりました。金融教育サービスを展開するABCash Technologiesが制定し、2020年に日本記念日協会に認定されました

2022年度から高校の家庭科で資産形成が学ばれるようになり、金融教育の重要性は年々高まっています。「お金を話す」お金の日と、「お金を学ぶ」おかねを学ぶ日は、セットで覚えておくと役に立ちます。学びと対話の両輪でお金に向き合う発想が広がっています。

12月10日「マネーキャリアの日」

12月10日は「マネーキャリアの日」です。日本企業で年末のボーナスが支給されることが多い日として選ばれました。12月のボーナス時期にお金について考える日をつくることが目的です。

保険、資産運用、貯金、投資など、人生にはお金を考えるテーマがたくさんあります。ボーナスをきっかけに、1年の使い方や次の年への備えを考えるのに向いた日です。お金の日とあわせて、年に複数回お金に向き合う節目をつくっておくと、家計の見直しが習慣になりやすくなります。

金運アップに縁起が良いとされる日とは?

お金の日と混同されやすいのが、金運アップに縁起が良いとされる日々です。これらは記念日とは別の文脈から生まれています。違いを知っておくと、情報に振り回されずに済みます。

一粒万倍日と天赦日の意味

一粒万倍日は、一粒の籾が万倍に実るという意味から名付けられた吉日です。新しいことを始めるのに良いとされ、月に数回訪れます。財布の新調や開業の日として選ぶ人が多い縁起日です。

天赦日は「天が万物の罪を赦す日」とされる、暦上もっとも縁起が良い日です。年に数回しか訪れず、結婚、開業、引っ越しなどの大きな決断に向くと言われています。お金の日と違って、毎年同じ日付には来ません。

寅の日・巳の日が金運に良いとされる理由

寅の日は、12日に1度訪れる吉日です。虎の毛皮の色が金運を象徴し、「出ていったお金が戻ってくる」と言われています。旅行や財布の新調に良い日として知られています。

巳の日は蛇にちなんだ吉日で、12日に1度巡ってきます。蛇は七福神の弁財天の使いとされ、金運や財運に縁が深い動物です。さらに60日に1度の「己巳の日(つちのとみのひ)」は、より縁起が強いとされています。

お金の日と縁起日の違いを整理する

お金の日と縁起日は、似ているようで性質がまったく違います。混同しないために、以下の表で整理します。

項目 お金の日(8月7日) 縁起日(一粒万倍日など)
起源 民間団体による記念日 暦や干支に基づく伝承
日付 毎年8月7日で固定 毎年日付が変わる
目的 家族でお金を話す 金運アップを願う
認定 日本記念日協会 古来からの暦
行動例 家計を共有する 財布を新調する

どちらが正しいというものではなく、目的に応じて使い分けるのが賢い付き合い方です。話したい年はお金の日を、行動を起こしたい日は縁起日を選ぶといった使い分けが現実的です。

縁起の良い日に試したいお金の習慣とは?

縁起日を活用する人は年々増えています。気持ちの後押しになるからこそ、行動につながりやすいのです。試しやすいお金の習慣を3つ取り上げます。

財布の新調や買い替えのタイミング

財布の買い替えは、縁起日の代表的な使い道です。一粒万倍日や寅の日、巳の日に新しい財布を下ろすと縁起が良いと言われています。お札が折れない長財布を選ぶ人も多く、色は黄色、ゴールド、白、茶系が人気です。

財布は2年から3年で買い替える目安があると言われます。革製品は使い込むほど風合いが出ますが、傷みや汚れが目立ってきたら見直し時です。縁起日に合わせて新しくすることで、気分の切り替えにもつながります。

銀行口座や証券口座を開設する日に選ぶ

新しい口座を開くタイミングとしても、縁起日は選ばれています。新NISA口座、ネット銀行口座、投資信託口座などを始める日に選ぶ人が増えています。何かを始める日として、気持ちが前向きになるからです。

天赦日と一粒万倍日が重なる日は、特に強力な吉日とされます。事前に必要書類をそろえておき、当日にスムーズに手続きできるよう準備しておくと安心です。ネット銀行ならスマートフォンから即日開設できる場合もあります。

不要なサブスクや固定費を見直す日にする

新しいことを始めるだけが縁起日の使い方ではありません。不要なものを手放す日として活用するのもおすすめです。使っていないサブスクの解約、保険の見直し、通信費の比較などが向いています。

お金の出口を整えることは、入口を増やすのと同じくらい効果があります。月に数千円の固定費を見直すだけで、年間では数万円の差になります。お金の日と縁起日を組み合わせて、見直しの習慣にすると効果が積み重なります。

お金の日を活用して家計を見直す手順とは?

お金の日を家計の見直しに活用すると、年に1回のチェックポイントが手に入ります。手順を決めておけば、迷わず取り組めるようになります。3つのステップに分けて紹介します。

収入と支出を1枚にまとめてみる

最初のステップは、収入と支出を1枚の紙にまとめることです。細かい家計簿でなくてかまいません。手取り月収、固定費、変動費、貯金額などを書き出すだけで十分です。

スマートフォンの家計簿アプリを使えば、自動で集計されます。全体像を見える化することで、どこにお金が流れているかが一目で分かります。家族で共有する場合は、印刷して食卓に置いておくとスムーズです。

固定費の見直しから始める理由

家計の見直しは、変動費よりも固定費から手をつけるのが鉄則です。固定費は一度減らせば、効果が毎月続きます。通信費、保険料、サブスク、電気・ガスの契約などが代表例です。

スマートフォンの料金プランを格安SIMに変えるだけで、月に数千円の節約になることがあります。保険は年齢やライフステージに合わせて、定期的に内容を確認することが大切です。固定費が下がると、変動費に余裕が生まれます。

毎月続けるための仕組みづくり

見直しは1回で終わらせず、続ける仕組みが必要です。給料日後の週末に10分だけ家計をチェックする、月末にレシートを整理する、といった小さなルールが効きます。続けやすさを最優先に、無理のないペースで設定するのがコツです。

家計簿アプリの通知機能や、カレンダーのリマインダーを活用するのもおすすめです。自動化できる部分は仕組みに任せ、判断が必要な部分だけ自分で考えるという分担にすると、負担が大きく減ります。お金の日は、その仕組みを1年に1度見直す日として位置づけられます。

お金の話を子どもとするときのポイントとは?

子どもにお金の話をするのは、簡単なようで難しいものです。年齢に合わせた伝え方と、失敗を恐れない関わり方がカギになります。3つのポイントを押さえれば、家庭での金銭教育がぐっと進めやすくなります。

年齢に合わせた言葉に置き換える

幼児に「資産形成」と言っても伝わりません。小さな子には「お金は使うとなくなる」「働くとお金がもらえる」といったシンプルな言葉で十分です。買い物ごっこや絵本を通じて、お金の存在を遊びの中で伝える方法もあります

小学生には、欲しいものを買うための計画づくりを一緒に体験させると効果的です。中学生以上になれば、貯金、銀行、税金などの仕組みも少しずつ話せます。子どもの理解度に合わせて言葉を選ぶことが、伝わるお金教育の出発点です。

お小遣いを「練習の場」として使う

お小遣いは、子どもにとってお金を扱う最初の練習場です。金額の多少よりも、自分で考えて使うという経験が大切です。毎月決まった額を渡し、その範囲内でやりくりさせると、判断力が自然と育ちます

足りなくなったときに親が補填してしまうと、練習の意味が薄れます。「足りなかったね、来月はどうする?」と一緒に考える時間が、何よりの学びになります。お小遣い帳をつける習慣をつけられれば、家計簿の入り口にもなります。

失敗しても叱らない関わり方

子どもがお金で失敗するのは、当たり前のことです。買ったあとで後悔したり、無駄遣いしてしまったりするのは成長の過程です。そのたびに叱ってしまうと、お金の話そのものを嫌いになってしまいます

「次はどうする?」と問いかけ、自分で考える機会にしてあげてください。失敗を責めるのではなく、振り返りの材料として扱うことで、子どもは自分の頭でお金を考え始めます。お金の日は、そうした関わり方を見直す日としても使えます。

お金の日に関するよくある質問

お金の日について、よく寄せられる疑問をまとめました。基本的な情報から、ちょっとした素朴な疑問まで、5つの質問にお答えします。

お金の日は祝日ですか?

お金の日は、国が定める祝日ではありません。日本記念日協会という民間団体が認定した記念日です。8月7日が平日にあたる年でも、学校や会社は通常どおり動きます。ただし制定者は将来的な祝日化を目標に掲げており、その活動は続いています。

お金の日は毎年8月7日で固定ですか?

はい、毎年8月7日で固定されています。「一緒に話(はな=87)そう」という語呂合わせから日付が決まっているため、変わることはありません。カレンダーアプリに繰り返し予定として登録しておけば、毎年忘れずに迎えられます

お金の日に特別なイベントはありますか?

制定団体である株式会社人生のミカタが、過去にワークショップを開催した例があります。親子向けの買い物ごっこや、大人向けのお金と投資の勉強会などです。年によって内容は変わるため、最新情報は公式サイトや日本記念日協会の登録ページで確認するのが確実です。

8月7日以外にお金について考える日はありますか?

はい、いくつかあります。3月7日「みんなの銀行の日」、8月29日「おかねを学ぶ日」、12月10日「マネーキャリアの日」などが代表例です。それぞれ目的や趣旨が違うため、自分に合ったテーマの日を選んで活用できます。複数の日を組み合わせるのも一案です。

お金の日に金運アップの効果はありますか?

お金の日は、金運アップを目的とした日ではありません。家族で対話するための記念日です。金運アップを期待する場合は、一粒万倍日や天赦日、寅の日、巳の日といった暦上の吉日が向いています。性質が違うため、目的に応じて使い分けるのがおすすめです。

まとめ

お金の日は、2024年に正式に認定されたばかりの新しい記念日です。8月7日という日付には「一緒に話そう」の語呂が込められ、家族や大切な人とお金の話をするきっかけをつくる目的があります。金運アップの縁起日とは性質が違い、目的に応じて使い分けることで暮らしの中に上手に取り入れられます。

家計の話、ライフプラン、子どもへのお金教育など、お金の日に取り組めることはたくさんあります。年に1度の節目として活用すれば、お金との向き合い方が少しずつ変わっていきます。日本記念日協会には、ほかにもユニークな記念日が多数登録されています。気になる日があれば、自分なりの過ごし方を考えてみるのも楽しい時間になります。

参考文献

  • 「一緒に話そう!お金の日 | 日本記念日協会」- 一般社団法人 日本記念日協会
  • 「『一緒に話そう!お金の日』記念日に制定されました!」- 株式会社人生のミカタ
  • 「一緒に話そう!お金の日(8月7日 記念日)」- 雑学ネタ帳
  • 「おかねを学ぶ日(8月29日 記念日)」- 雑学ネタ帳
  • 「マネーキャリアの日(12月10日 記念日)」- 雑学ネタ帳
  • 「3月7日は『みんなの銀行の日』記念日制定」- 株式会社みんなの銀行 プレスリリース
  • 「日本の記念日一覧」- Wikipedia
  • 「パートナーの日(8月7日 記念日)」- 雑学ネタ帳
  • 「話す日(8月7日 記念日)」- 雑学ネタ帳
  • 「一粒万倍日とは?2026年の最強開運日はいつ?」- minneとものづくりと